糸魚川市にある「フォッサマグナミュージアム」に行ってきた。同館は1994年にオープンしたヒスイ(翡翠)とフォッサマグナの博物館で、2009年に世界ジオパークに認定され、2015年にリニューアルした。館内には、ヒスイを含む多くの貴石、アンモナイトなどの化石、日本地質学者でフォッサマグナの名付け親であるナウマン博士の生涯の展示、フォッサマグナや日本列島の生い立ち、などが詳しく紹介されている。従来のフォッサマグナ(ナウマン氏発表)から、現在のフォッサマグナはもっと広い地域であることや、日本海に興味ある人としては、どうやって日本海や日本列島が出来たのか、ようやく判った(諸説あるが)ように思う。
フォッサマグナ ミュージアム |
大きなヒスイ原石 | フォッサマグナの 詳しい説明室 |
膨大な量の石の展示 |
ドイツ・オーストリアへ旅行する機会があり(旅行の詳細は後日紹介する)、海外旅行中でも電話やスマホで連絡したり情報を得たいと思い、どうすれば可能になるか調べた。主な利用方法は、
海外での通話は国際ローミングを使うので通話料が高額になる場合がある。また、自動アップデートや動画データ通信などパケットを大量に消費する通信は、容量制限に引っかかる場合があるので注意が必要だ。
@国内スマホ | A国際スマホ | Bルーター | CFreeWiFi | D現地SIM | |
利用料 | 追加無し | ほどほど | ほどほど | 無 料 | ほどほど |
通話料 | 高額可能性 | ほどほど | 無 料 | 無 料 | 安 価 |
会 話 | 可 能 | 可 能 | アプリ必要 | アプリ必要 | 可 能 |
電話番号 | そのまま | 新番号 | アプリ依存 | アプリ依存 | 新番号 |
手続き | 簡 単 | 簡 単 | 簡 単 | 簡 単 | 難しい |
どの方法にも善し悪しがあり、今回の旅行では、Aの国際スマホとBのWiFiルーターを利用した。CFreeWiFiが使えると場合は利用したが、セキュリティに問題がある場合がある。
【WiFiルーター】
格安スマホのArrowsM01とglobalWiFiの組み合わせです。M01は国際ローミングに対応していないので、そのままでは海外で使用できない。そこで、WiFiルーターとLINEアプリを使ってWEB、メール、音声通話を行った。
費用はWiFiルーターのレンタル料だけで、価格comでは460円/日(ヨーロッパ、250MBプラン)でした(月単位の契約のみのところもある)。保証パック(324円/日)を付けても安価です。これで最大5台までWifi接続で利用できる(今回は3台まで接続した)。
レンタルは価格comのページから予約し、羽田空港の受け取りカウンターでルーターを受け取った。ルーターは厚みのあるスマホ様で、国内では電源をOFFとし、海外に着いてからONにするよう注意書きがあった(間違って高額なAPに接続されないため。羽田ではFreeWiFiが使える)。なお、電源の持ちは、日中付け放しでも電池がなくなることは無かった。
ルーターの電源をONし、スマホでWiFi設定を行うと、ルーターの裏面に書かれたSSIDが認識され、続けてパスワードを入力すると、簡単に接続できた。WEBブラウザ、メール、LINE等が国内にいるのと少しも変わらずに(日本語で)利用できた。なお、スマホは「機内モード」をONにし、「モバイルネットワーク」がOFFになっているの確認してから、WiFi接続を行った。その他に、以下についても設定しておくのが無駄な通信を行わないために重要。
@データローミングはOFF(機内モードON、モバイルネットワークOFFなど)
AクラウドサービスはOFF(キャリアサービスやDropboxなどOFF)
Bアプリの自動更新はOFF(Playストア、データの自動受信などOFF)
常時確認はしていないのですが、ドイツ・オーストリアでは、町中はもちろん、郊外や田舎、山中を移動中でも、通信が途切れることは無かった(最低1本は立っていた)。また、オーストリアではFreeWiFiが行き届いていて、多くの場所でFreeWiFiの候補が表示されていた。同じツアーの多くの方が無料WiFiを利用していたようです。但し、WiFiへの接続手続き画面は英語またはドイツ語のため(本当に無料なのか?、利用規約記述の確認が)チョット面倒くさい。また、ドイツではホテルなどで有料Wifiサービスのところも結構あった。さらに、ルフトハンザ航空では機内で無料Wifiサービスを行っていた。
Wifi接続でよく利用したのが、「日本のニュース」(選挙、ノーベル賞の情報など)、「見学予定先の天気予報」(翌日の服装のため)、「国内の家族とのLINE」(安否連絡)だった。
【海外携帯】
旅行用にもう一つ準備したのが、海外携帯のMOBELで、世界中のどこでも携帯での会話ができる。基本的は会話専用なのでデータの使いすぎによるパケ死の心配がない。電話番号はイギリス(orアメリカ)の電話番号(海外SIM)となり、ヨーロッパ域内で日本の携帯・固定電話への通話量は90円/分ですむ(国によって最大460円/分)。本体を準備すれば維持費は通話した電話代のみで、利用しない場合は0円となる。SMS受信は全て無料(送信は90円/通)。
選べる端末は電話だけのものもあるが、WiFi通信が使えるBlueのadvance4.0(8,964円)を選んだ。表示が日本語で、事前に電話番号がわかるので親戚などにに伝えておいた。国内では機内モードに設定し、WiFi接続でLINEやその他の設定を行い、海外ではデータ通信を有効にした。前述のWIFiルータに接続すれば、LINEも問題なく使えた。
海外携帯は、Wifi接続時の手続きなどが不要で、そく会話が出来るので、念のためにと準備したもですが、旅行中に同行の人が迷子になり、添乗員さんが探しに行き、その間に貸切バスに乗るようにとのことだったのですが、バスの運転手さんに我々を客として認識してもらえず、添乗員さんと連絡を取りたいと言われ、海外携帯で添乗員さんに電話し、バスの運転手さんと話し合ってもらい、無事バスに乗ることが出来た。やはりトラブル時には有効でした。ネット接続の手順を行わなくても会話が出来るのがやはり便利だった。
今回利用した2つの通信手段は非常に役に立ったが、旅行中に同行者と同じ建物の中で離ればなれになり、MOBELからM01に電話をかけたところ、M01のローミングサービスをOFFにしているので、電話での接続はできなかった。逆に、M01のLINE-outからはMOBELへ電話での接続は可能で、当初から判っていたが、このパターンは無いだろうと思っていた・・。
念のためにと、モバイルバッテリーも持参したが、朝から夕方まで全ての通信機器で電池が無くなることは無かった。唯一、夜のお出かけで、GPSログ機能付きのカメラの電池が無くなり、やはりモバイルバッテリーは準備しておいた方が良い。