冬将軍の季節がやってきて、みなさんスノータイヤは当然装着していますよね。タイヤ販売店で車種を告げてタイヤを購入していますが、本当に正しく購入しているかは、店の方に任せきりに近い状態です。そこで、チョットタイヤについて調べてみました。
タイヤ側面に表示されている数値や記号は、例えばオデッセイの215/60R_95Hでは、215は「タイヤの断面積」、60は「扁平率(アスペクトレシオ)」、Rは「構造」でラジアル、95は「ロードインデックス(荷重指数、以下LIと略)」、Hは「速度記号」(Hは最高速度210km/h)と表している。
今まで、LIは気にしていなかったが、これがタイヤの購入時に車種を聞かれる一つの要素となっている。LIとはタイヤ1本にかかる最大の負荷能力で、JATMA規格ではLI95は690kgとなっている(4本で2760kgの車を支えられる)。また、負荷荷重はLIとタイヤ空気圧で決まり、LI95で空気圧を240Kpaとすると690kgですが、空気圧を200Kpaにすると620kg(2480kg)に低下する。JATMA規格では最大空気圧が240Kpa(ヨーロッパ規格では250Kpa、耐荷重性能強化タイプでは290KpaがMAX)なので、より大きな荷重を支えるにはLIが大きいタイヤを選ぶ必要がある。
トラックやバスの耐荷重強度指数としてはLIではなく「プライレーティング(PR)」が使われている。プライとはベルト状の補強材で、物理的に何層かではなく「何層分の強度」の単位として使われ、165SR13-8PRで670kg(LIでは94)となっている。(規格参考:ここなど)
タイヤのJATMA規格 | ライトトラック用 |
abc667で報告したDT8650はスポットのみの温度測定で、本当にどこの温度を測定しているのか不明である。そこで、温度分布が画像として得られるTG165を入手した。TG165は安価だが赤外線画素数80x60で、本当に細かい部分の測定は期待できないが、どこの温度が高いのか、そしていくらなのかが良くわかるようになった。なお、TG165の保管にはDIY売っていた市販の汎用ケースを利用した。
TG165(赤外線画素数80x60) | 温度撮影例 | ケースに収納 |
ウェスタンデジタル社はハードディスクの老舗メーカーで、Segate社と並びよく利用しているが、HDDの製品展開は「色」で分けられている。少し前までは、青、緑、赤、黒、紫、金の6種類であったが、現在は緑が青に統合され、5種類となっている。その主な違いは、
シリーズ名 | 用途 WDの製品公式 | Blue(青) | あらゆる用途に最適な万能モデル・デスクトップPC向け。 (回転数7200rpmが旧Blue、回転数5400rpmが旧Green) |
Green(緑) | ※青Blueに統合された※ (低温・静音動作で大容量、↑と統合) | Red(赤) | RAID環境、サーバー向け(24時間連続使用)向け。高耐久・信頼性あり。 | Black(黒) | ゲームPC・パフォーマンス重視 | Purple (紫) | 監視カメラシステム向け・録画サーバ等のストレージにも。 | Gold (金) | データセンター向け(24時間連続使用、録画サーバ等のストレージにも)。 |
選択の基準は、
さらに、WDには24時間365日動作を前提に、常時録画に適した、安価な「AVシリーズ」もある。