Vol.739 9.Feb.2018

ディープサイクルバッテリー ラズベリーパイ用3.5インチ液晶ディスプレィ(2) 柴又帝釈天の豆まき

D ディープサイクルバッテリー

by fjk

車などで使われるバッテリーにはスターティング用とディープサイクル用の2種類がある。その使い方によってはバッテリーの寿命を縮める可能性があるので、チョット調べてみた。

@ディープサイクルバッテリー(プレートは厚い固体鉛板を使用)
・繰り返しの充放電に強く、空近くまで使うことを前提に作られたバッテリー
・サブバッテリーとしてキャンピングやマリンレジャー、輸送用バッテリーとしてフォークリフトなど、インバーターと接続して電化製品などに使用(長時間使用されるものに向いている)。
・完全密閉型は横倒ししても液漏れがしないので、取扱いがしやすい
・充放電回数も従来品に比べてかなりの回数可能(80%放電までOKだが50% までがベター)

Aスターティングバッテリー(表面積確保のため沢山の薄いプレートを使用)
・始動時のスターターを回すために、短時間に大電流を供給することを目的に作られている
・主に車のメインバッテリーとして使われ、バッテリーを空近くまで使うと使用できなくなる
・安価で入手しやすい(2〜5%放電では数千回待つが、深放電すると30〜150回でダメ)

この他のバッテリーとしてリチウムイオン電池があり、大容量、軽量、長寿命、小型という特徴を持ち、将来の主力電池と言われているが、価格が高価であることと、充放電が同時に出来ない(制御回路の工夫で解決されそうです)ことが課題となっています。
 バッテリーを過放電状態(電解液の濃度が低い)で保管すると、サルフェーション(硫酸鉛)が発生しやすくなるので、満充電状態にして保管するのが良さそうです。また、長期間の充放電を繰り返すと析出したサルフェーションが硬質化し、再溶解しにくくなるので、注意が必要。


R ラズパイ用3.5インチHDMIディスプレィ(2)

by fjk

abc738でタッチスクリーン付きラズベリパイ(以下ラズパイ)を紹介したが、480x360では文字は読みやすいが画面が小さく作業がしにくい。また、720x480では表示画面が大きくなるが文字がつぶれて打ち込んだコマンドが(年寄りには)見づらい。しかたがないかと思っていたところ、オソヨーの3.5インチで実画素数800x480のディスプレイ(3,380円)を見つけ、これを入手した。
 480x360画素で動作しているラズパイ3に800x480画素のディスプレィと交換し、電源をONにしてみると、最初に画面中央に小さく「Kedei」と表示され解像度が高くなっていることが伺えたが、その後、横に90度回転した縦長状態で表示された(この解決策は下記※を参照)。
 しかたがないので、オーソヨーのインストールガイドから、イメージファイルをダウンロード(googleアカウントが必要)し、WinRARでrarファイルを解凍後、SDにイメージ書き込み(abc738参照)、このSDからラズパイを起動すると、800x480の綺麗な画面が表示された。さすがに800x480は解像度が高く、文字もつぶれず、非常に見やすい。
 イメージファイルはRaspbian、Ubuntu、Kaliの3種類あるが、後者の2つは初期設定時にユーザ名やパスワードなどの個人情報の入力要求があるので、USBキーボード(・マウス)が必須で、BTキーボード・マウスしかない場合はRaspbianが便利(起動後にキーボード等をBT接続し、環境設定する)。なお、ラズパイ入門書としてはソーテック社の「ラズベリーパイ超入門」が便利。
 ちなみに480x360で動作しているラズパイの/boot/config.txtに "display_rotate=1" を追加し、hdmi_cvtで解像度を指定するだけで、既に設定した環境を変えずに、800x480ディスプレィを使うことが出来るようになる(赤字のところが変更箇所)。
 なお、このディスプレィに付属のHDMI接続ブリッジも不良品で、端子に半田をさらに盛ったところ使えるようになった。

※ディプレィのみを交換する場合
  Raspbianの/boot/config.txt変更例
  (480x360−>800x480)

800x480ディスプレ表示例
(見た目は720x480と同じようだが文字はスッキリ)


T 柴又帝釈天の豆まき

by fjk

千葉に行く機会があり、折角なのでチョット寄り道と言うことで、寅さんで有名な柴又帝釈天(題経寺)に寄ったところ、偶然、豆蒔式に参加できた。柴又帝釈天の節分豆撒式は帝釈天の使いとされる神猿と赤鬼・青鬼との節分問答が行われた後に、豆撒きが行われる。撒き手には臥牙丸関と徳勝龍関が参加していた。豆まきが終わってから、寅さん記念館、江戸川の矢切の渡しも見学した。

柴又帝釈天の豆まき 寅さん記念館
(映画で使われたセット)
豆撒きの戦利品(?)
矢切の渡し
(対岸の白い船のあたり)
撮影場所となった団子屋 寅さんと記念撮影



ディープサイクルバッテリー ラズベリーパイ用3.5インチ液晶ディスプレィ(2) 柴又帝釈天の豆まき