ACアダプターに接続した機器の使用時のDC電流を知りたいことがある。そこで、無線パーツで電圧・電流同時表示LEDデジタルパネルメーター(DE-2645-02、DC100V/10A、\1,000程度)、ケース、ミニジャック端子などを購入し、ACアダプター用DC電圧・電流計を作成した。
DE-2645-02の動作電源はDC4.5〜24Vで、5〜12VのACアダプターを対象とするので、電池を使わず、アダプターの出力をそのまま動作電源にすることにした。
カー用品の電流測定には、車用プラグに合わせるため、市販の後席用延長ケーブルを切断し、切断したケーブルそれぞれにDCミニジャックを取付けた。
揃えたパーツ | 電圧・電流計の内部 | 車用製品の電圧・電流測定例 |
PICは8〜32ビットマイクロMCU(Micro Controller)で、ユーザーの要求機能が増すにつれ8ビットMCUの需要が少なくなると予想されていましたが、大幅に機能が強化された「エンハンストミッドレンジ」と呼ばれる8ビットファミリー(PIC16F1ファミリー)の登場により、逆にその需要が増えているようです。PICの開発言語としては主にC言語が使われます。
PIIC16F1ファミリーには「コアインデペンデントペリフェラル」(CIP)と呼ばれる数多くの周辺モジュールがコアとは別に独立して実装され、これらはプログラム制御無しで動作させることが出来、動作速度の向上、省電力化とプログラム負荷を大幅に減らしてくれます。
しかし、CIPは種類が多く、さらに複雑な設定が必要なものもあり、使い切ることが難しいと思われていましたが、MCC(MPLAB Code Configurator)というプラグインが開発され、GUIで簡単な設定を行うだけで必要なプログラムコードを自動生成してくれます。
PIC16F1ファミリーの使用例は、書籍やネット上で既に多くの例が紹介されており、PIC+ラズベリーパイとして、久しぶりにPICマイコンを使ってみたいので、PIC開発環境の構築も含め、復習を兼ねてPICを使ってみる。PICへの書込とデバッグには手持ちのPICkit3を用いた。
また、「C言語によるPICプログラム大全」(技術評論社)を参考にさせて戴いた。
Microchip社のソフトの入手にはここへアクセスし、Designページ、
さらに Developlment Tools/Software Tools for PIC MCU and dsPIC DScs で
MPLAB X IDE入手画面 | MPLAB X XC8入手画面 | MPLAB X IDE起動画面 |
void main(void) { SYSTEM_Initialize(); while (1) { if(PSW_A5_PORT == HIGH){ LED_A4_Toggle(); }else{} LED_A4_SetHigh(); } __delay_ms(500); } } // 1秒点滅、ボタンを押すと常点灯 |
MCCでconfig設定 | 実験回路図 | pin_manager.hの例 |
windowsの設定 | シミュレート中 | ブレッドボードでテスト |
主なPIC16F1ファミリーMCU |
24 # uncomment if hdmi display is not detected and composite is being output |
interface eth0 # 無線LANの場合はinterface wlan0 static ip_address=192.168.1.99/24 # 設定したいIPアドレス static routers=192.168.1.1 # ゲートウェィのアドレス static domain_name_servers=192.168.1.1 # DNSサーバーのアドレス |