3dCADソフトとしてオートディスク(Autodesk)社の123Designeを利用していたが、123Designeはすでにサポートを終了しており、後継としてFusion360(クラウドベースなのでネットワーク環境が必要)がリリースされている。Fusion360は無料の123Designeと異なり、30日間の無料体験期間後は有料となる。しかし、「個人」、「スタートアップ企業」、「学生などの教育機関関係者」は、その後もUltimateバージョンのまま、実質無料で使い続けることができる。
Autodesk社のページ | アカウント入力画面 |
Fusion360をダウンロード中 | Fusion360が使えるようになった |
使用期限を延長するには・・ | いずれも「購入」をクリックしない |
123Designeデータをアップロード | 「開く」でFusionに読み込める |
方法@ ボディから | 方法A meshMixerにエクスポート |
meshmixer3Dプリント画面 | XYZware印刷画面 |
今から40年前の1979年9月28日にNECから発売されたPC8001(当時168,000円)は国産パソコンの普及に貢献した(カラー表示、電源付き&組立済)パソコンでした。我が家にはその実物がまだあるが、プログラムの保存がカセットテープで、音量の調整など読み込み信頼性が低く、使いやすくないものでした。それでもBASICが使えてテレビにつないでゲームが出来るなど、魅力的でした。
2019年10月に、そのPC8001が、当時の機能をほぼ詰め込んだ手のひらサイズ(実物の1/4)でハル研究所から「PasoconMiniPC8001」(27,280円)が発売された。NECではPC40周年記念にLAVIEシリーズを購入した人を対象に、抽選で入手できたのだが、入手希望が多く、一般向けに販売された。USB電源、USBキーボードとHDMIモニター接続すれば、付属の15本以上のゲームが楽しめるほか、N-BASICプログラムでゲームの自作も可能です。本体内にはRaspberry_Pi_Zero_WHが使われており、システムは付属のmicroSDカードに保存されている。筐体は青島文化教材社製でキー等はダミーでLEDも点灯しない。
市販品はPasoconMiniPC8001+PCGセットで、PCG8100(ユーザー定義キャラクタージェネレータ機能を持つ拡張ユニット、ハル研究所)の機能は本体に内蔵され、付属のPCGユニット(単品販売もされている)は単なる「プラスチックの箱」である。ただ、実機にあるNECロゴが何故か消されているので、PC8001実機のNECロゴを写真にとって、ラベルシール印刷ソフト(Elecom、らくらくプリント)を使ってNECロゴシール(高さ3mm、幅8.5mm)を作り、所定の場所に貼り付けた。
PasoconMiniPC8001はPC8001をマシン語レベルでエミュレートしているので、BASICとマシン語が混在しているソフトでも動作させることが出来る。また、当時のカセットテープがあればコンバート機能でプログラムを読み込むことも出来る。
PasoconMiniPC8001の動作には、USB(microB)キーボード、(miniC)HDMIモニター、USB(microB)キーボード電源が必要で、これらをつなぐと、モニター上にBASICに起動画面が現れた。RaspberryPiには電源スイッチがないので、電源USBを接続するとすぐに起動する。なお、終了にはF10キーを長押しし、表示されるメニューに従って、シャットダウンを行い、終了すること。
PCG8100は PC8001の貧弱なグラフィック機能を強化するため、任意の128個のキャラクタデータをRAM上に定義することで、640×200ドットへとグラフィック表現力の向上を図ったものです。
ゲームの終了は、F9を押し、「MASHIN」「RESET」を選びShift+ReturnでBASICに戻る。
PC8001(本物)【正面】 とPasoconMiniPC8001 |
PC8001(本物)【背面】 とPasoconMiniPC8001 |
PC8001(本物)の内部 (TTL-ICがギッシリ) |
PasoconMiniPC8001の内部 (ラズパイZero_WH) |
PasoconMiniPC8001とPGC | PCGとNECシールを付けた状態 |
N-Basicの起動画面 | ゲーム画面 |
【収録ゲーム】 | 【キーボード配置が異なる!】 | 【実機PC8001のスペック】 | |
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・平安京エイリアン | JISキー | PC8001キー | CPU:uPD780C-1(Z80Aコンパチ) |
・UPITER LANDER | ESC | → STOP | RAM:16K(max32k) |
・モールアタック | 漢字 | → HOME/CLS | ROM:24K(max32k) |
・LUNA CITY SOS! | Tab | → ESC | 表示文字数:80字x 25行 |
・SNAKE WORLD | CapsLock | → CTRL | カラー表示:8色 |
・ASTEROID BELT | Ctrl | → カナ | グラフィック:160 x 100ドット |
・SPACE MOUSE | Alt | → GRAPH | カセット接続:600 bps |
・SUB-MARINE | BackSpace | → INS/DEL | プリンタ:パラレル |
・MARINE BELT | ”/” | → ”、” | シリアル:RS232C |
・CHECK P. | ”−” | → ”=” | |
・PARACHUTE | |||
・PC−ジャン | DEL:前1文字削除(ctl+H) | ||
・ROCKET MOMB | INS:前1文字挿入(ctl+R) | ||
・走れ!スカイライン | |||
・オリオン80 | (“ ”はテンキー) |
【プチヒント】
<ファイルのセーブ> | <ファイルのロード> |
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@F9を押してMEDIAのページに入る ACREATEを選び、ファイル名を入力し、 FILEボタンを押すと空のファイルが作られる。 BF9を押してコマンド画面に戻り、 CSAVE "ファイル名" を実行すると、プログラムがセーブされる |
@F9を押してMEDIAのページに入る Aセーブされているファイルの一覧が出るので SELECTするとSETされる。 BF9を押してコマンド画面に戻り、 CLOAD "ファイル名" を実行するとプログラムがロードされる |
画面上でカーソルを移動し修正中 | 「MEDIA」のページ |