長年パソコンを使っていると、「起動しない」などパソコンが正常に使えなくなることがある。この時、ソフトや環境設定の問題ではなく、ハードディスクが本当に故障している可能性がある。ハードディスクの不良についてはabc788などでも紹介したが、chkdskでは解決できない場合もあり、もっと詳しく診断する方法としてCrystalDiskInfoが使える。
CrystalDiskInfoはHDD/SSDに搭載されている自己診断機能S.M.A.R.T.(Self-Monitoring Analysys and Reporting Technology)に対応したフリーのディスク診断ツールで、エラー発生率やすでに記録できなくなっている箇所の数、動作時間、温度、などからHDDの健康状態をチェックでき、診断結果を正常、注意、異常の3段階で表示する。インストーラ版とポータブル版があり、インストールすると常駐も可能で、ハードディスクに異常があるとメールや音声で知らせてくれる。OSはWindows-Xpから10までに対応する。
(01) リードエラーレート | データを読み込む前に発生したエラーの割合 |
(03) スピンアップ時間 | モーター始動完了(規定回転数に到達)するまでの時間 |
(04) スタート/ストップ回数 | モーターの始動回数 |
(05) 代替処理済のセクタ数 | 不良セクタにより、再度割り当てされたセクタ数 |
(07) シークエラーレート | 磁気ヘッドが移動(シーク)に失敗した割合 |
(09) 使用時間 | 工場出荷状態からのハードディスクの累積稼働時間 |
(0A) スピンアップ再試行回数 | スピンアップに失敗した回数 |
(0B) キャリブレーション再試行回数 | キャリブレーションを再試行しようとした回数 |
(0C) 電源投入回数 | ハードディスクの電源をON/OFFした回数 |
(C2) 温度 | ハードディスクの現在の温度 |
(C4) セクタ代替処理発生回数 | セクタの代替処理が発生した回数 |
(C5) 代替処理保留中のセクタ数 | 不良セクタの発生が予想されるセクタ数 |
(C6) 回復不可能セクタ数 | オフラインスキャンで発見された回復不可能なセクタ数 |
(C7) UltraDMA CRCエラー値 | DMAモードでのデータ転送中に発生したCRCエラーの数 |
(C8) ライトエラーレート | データの書き込みに失敗した割合 |
表示される値には「生の値」と「現在の値亜」があり、実際の数を知るために必要なのは、「生の値」で、不良セクタが検出されていないハードディスクでは、生の値は「0」となる。また、「生の値」が実際の数なのに対して、「現在値」「最悪値」「しきい値」は割合でパーセントで表示される。
ちなみに、「現在値」が「しきい値」に達していなくても、ハードディスクは動作不良になる。例えば、システム上重要な箇所において不良セクタが発生すると、少数の不良セクタでもOSが起動できなくなる。
また、普通に使っていて不良セクタがどんどん増えるというのは、ハードディスクのヘッドに問題がある可能性が高く、早急にハードディスクの交換を検討すべきである。
晩秋のこの頃は冬支度の季節で、毎年トタン屋根などの塗装をしているが、塗装時間を短縮するためスプレーガンで塗装している。昨年まではアサヒペンのペイントスプレーヤーST (コード付)を使っていたが、電源ケーブルが劣化したり、コードの取り回しが面倒だった。
そこで、コードレスで塗装できるスプレーガンをWeb検索したところ、kswaveのスプレーガン(税込19,555円)を見つけ入手した。充電時の交換用に専用追加バッテリー(税込4,977円18V、Li-ion4000mAh)も一緒に注文した。なお、バッテリーは充電量がLEDで確認できるタイプである。塗料タンクは2個付いてくるが、さらに必要であれば追加注文(税込み1,222円)ができる。
総重量 | 1.8kg(タンク内除く) | (STは1kg) |
本体サイズ | 縦:28.5cm 横:27.5cm タンク直径14cm | |
タンク容量 | 1000ml | (STは900ml) |
電源 | AC 110V (国内仕様、充電器) | |
消費電力 | 210W(コンプレッサー) | (STは40W) |
無負荷速度 | 42000rpm | |
バッテリー | 18Vリチウムイオンバッテリー | |
バッテリー容量 | 4000mAh | |
充電時間 | 3.5〜4時間 | |
使用時間 | 15分 | (STは5分) |
対応塗料 | 水性・油性塗料の両方に対応 | |
流量 | 最大600ml /分 | (STは170mL/min) |
空気圧 | 10kpa | |
付属品 | AC充電器、バッテリー、粘度計、 清掃用ブラシ、清掃用ピン、取扱説明書、 塗料タンクx2、交換用ノズルx3 | |
ノズルの直径 | 2.2mm、1.8mm、1.5mm | (STは0.6mm) |
チョット古い塗料を使ったところ、ダマができていたのか、ノズルの目詰まりが発生したので、計量カップから塗料タンクに粘度調整した塗料を移す時に塗料濾過フィルターは必需品。
※洗浄に使った溶剤は「薄めた塗料」なので、(同じ)塗料の空き缶に保存しておき、次回の塗装作業時に「薄め用の溶剤」として再利用している(廃液は無し)。