Vol.820 7.May.2021

非接触(スキャン式)2Way体温計 廃インク吸収パッド警告エラー

T 非接触(スキャン式)2Way体温計

by fjk

 新型コロナ対策のツールの一つとして体温計が欠かせません。体温計は(電子)接触式を使っているが、脇の下に入れて、数分待たなければならない。
 商品入替えセールを行っていた電気店で非接触(スキャン式)2Way体温計(KJH1004、税込5,980円)を見つけ、15%の値引きに惹かれ、つい衝動買い。KJH1004の「額モード」では額の前で左右にスキャンすると3秒で、「耳モード」ではキャップを外して耳の中に体温計を差し込み2秒で、体温を測定してくれる。耳モードの方が周囲環境の影響を受けにくいので安定した検温ができる。測定値(誤差±0.2℃)はバックライト付きなので夜間でも見やすく、操作を音でも知らせてくれる。また、測定値を50個まで記憶することもできる。非接触で、いつでも、素早く体温を測定でき便利である、

非接触(スキャン式)2Way体温計


W 「廃インク吸収パッド」警告エラーと解除ツール

by fjk

エラーメッセージ
 いつものようにEP-976A3で写真を印刷しようとしたところ、「廃インク吸収パッドの吸収量が限界に達しました。エプソンの修理窓口に交換を依頼して下さい」と警告エラーが出て、プリンタが使えなくなった。そこで、エプソンのサポートに接続してみると、EP976A3は既に修理対応終了製品になっていた。しかし、エプソンでは無料のエラー解除ツールがあり、吸収率が90%に再設定され、一時的にプリンタは使えるようになるが、この再設定は1回しか利用できない。

 短期間しか使えないのではと、A3印刷可能な後継機と探すとEP-982A3とEW-M973A3T(共に廃インクタンク交換可能)が見つかった。エコタンクで大量の印刷が可能なEW-M973A3Tが魅力だが85,000円(とびばこTOBインク6本で12,000円、A4で3,600枚)、EP-982A3は30,000円(とうもろこし80Lインク6本で8,000円、A4で約600枚)と5万円以上の価格差があり、主に写真印刷用で、使用回数も多くないので、今回はEP-982A3を選択した(カラーレーザプリンタをメインで使っているので)。しかし、EP-982A3は既に古い機種に属し、店頭にはなく、納期が1ヶ月かかるとのこと。

 使えなくなったEP-976A3は廃棄せざるを得ないと思っていたが、ネットで調べてみると、「廃インク吸収パッド限界エラー解除ツール」なるものがAmazonで販売(1,080円)されていた。どうせ捨てるプリンタならと、注文してみた。ツールを申し込むと、数分後に解除用コードがメールで送られてきた。
 ウィルス警告が出る可能性があるというので、普段使っていないwin7マシンで指定されたアドレスから日本語マニュアルとソフト(wicreset.exe)をダウンロードし、インストールすると、自動的にwicresetが立ち上がった。起動画面の表示時にプリンターをUSBで接続しプリンタの電源を入れた。画面の左に接続したプリンタが表示されなかったのでrefresh detect printer listボタンを押すとEP976A3が表示された。次に、Waste countersのReset waste countersをクリックすると、解除キーの入力が要求されるので、メールに添付された15又は16桁の解除キーを間違わないようにコピー&ペーストで入力する。キー入力後OKボタンを押すと廃インク吸収パッドのカウンタが10数秒程度でリセット(吸収率0%)された。
 その後、Please,turn printer OFF nowと表示されるので、プリンターの電源を一端切って、再投入する。このタイミングで電源のOFF/ONを実行しないと正しくリセットされないことがあるので注意!。再投入後はプリンタの画面は正常に表示されているはず。
 次に、Congratulations.・・と表示されれば完了で、Closeで作業終了
 なお、wicresetの画面でRead waste counterをクリックすると吸収パッドの使用率を確認する事ができる。
インストール画面
(Acceptを選択)
wicresetのインストール完了
(終了後に起動を選択)
wicreset解除ツールの起動画面
(プリンタは認識されていない)
「Reset waste counter」を実行 解除キーの入力画面 解除成功画面(後、電源再投入)

 さて、吸収パッドのカウンタはリセットできたが、このままでは廃インクタンクは満タンで、インクが溢れる可能性がある。そこで、廃インクタンクの吸収材(パッド)を交換する必要がある。その手順は、

@ 廃インクタンクの裏蓋の2カ所のネジを外すと、廃インクタンクを取り出せる。
A インクがしみこんだパッドを取り出し、新しい吸収パッド(例えば百均の化粧用コットンなど)を取り付ける
B インクが落ちるところのパッドを切り取っておく(廃インクが均一にしみこむように)
C 交換した廃インクタンクを元に戻して、作業終了。これで、廃棄予定のプリンタが生き返った。

プリンタをひっくり返し、
背面の2つのネジを外す
取り出した廃インクタンク
(中央に穴がある)
取り出した吸収パッド
(6つのパッド)
化粧用コットン(5x6cm)
の一部をハサミでカット
一部カットしたコットンを
ケースにセット
カットしていないコットンを残り
半分にセットしプリンタに取付


非接触(スキャン式)2Way体温計 廃インク吸収パッド警告エラー