Vol.718 23.Jun.2017

西本願寺と天橋立 蜃気楼 パークゴルフ

A 西本願寺と天橋立

by fjk

亡くなった母親の納骨に大谷廟(京都)と門主さんの「伝灯奉告法要」のために西本願寺に行くことにした。近隣の幾つかの菩提寺の檀家の人と一緒に、4台の貸し切りバス(約160人)で京都に行き、亀岡の温泉に泊まり、翌日は天橋立を見学する予定になっていた。
 朝5時に家を出て、菩提寺に集合し、5時半にバスが菩提寺を出発した。4台のバスはそれぞれ各寺で乗客を乗せ、とりあえず徳光SAで集合することになっており、バスはほぼ時間通りに集合した。途中、賤が谷PA、草津PAで休憩し、大谷本廟にはほぼ予定の時間(11:00)に着いた。本廟に入ると、沢山の人で込んでいたが、住職さんが納骨の受付をされ、納骨堂の階段を上って、沢山の祭壇が整然と並ぶ納骨堂の中で迷子になりそうでしたが、無事菩提寺の納骨場所にお骨を納めた。
 大谷本廟から再び貸し切りバスに乗って西本願寺に向かう。西本願寺の北境内にバスが到着し、同境内にある休憩施設で昼食をとった。休憩施設は数百人が休憩と食事が出来るようになっており、まだ到着していない富山県内の他の地域からの立て札もたっていた。  食事後、本願寺境内に移動し、全員で記念撮影。後、御影堂の中に入る。御影堂の中の席は既に決められており、ほぼ真ん中で、祭壇がよく見える場所でした。御影堂は天井が高く、面積も広いが(1000人程度が入れそう)、時間が経つにつれほぼ人で埋まってきて、暑くなってきた。扇風機が設置されているが手持ちの扇子で何とかしのぐ。法要の開始時間(14:00)が来ると約1時間の法要が始まる。法要に続き、門主さんの家族が揃って、伝灯のつどいが行われ、門徒との質疑応答(?)などが行われた。法要終了後、桃山時代に作られた普段は非公開の国宝の書院、飛雲閣を見学した。
 再び休憩施設に集まり、バスで亀岡の湯の花温泉「渓山閣」に向かう。沓掛ICから京都縦貫自動車道に入り、亀岡ICで高速道路を下り、篠山市方向に進む。途中で湯の花温泉の看板があるが、これを通過し、バスが止めやすいように、ぐるっと迂回し、渓山閣にほぼ定刻の18:00に到着する。
 湯の花温泉は京の奥座敷と呼ばれ、武将が刀傷を癒やしたとされる古い温泉で、渓山閣の謳い文句は「おもてなしの宿」とのこと。温泉で160人の宴会(懇親会)はなかなか経験できなことで、芸達者な仲居さんが踊りや歌を披露し、参加者のカラオケも全開で、大いに盛り上がった。
 2日目は、早めの朝食をすませ、8:20に貸し切りバスで天橋立へ向かう。バスは亀岡ICから京都縦貫自動車道に入り、工事中のため園部ICで一端高速道路を出て、丹波ICで再び高速道路に戻った。橋立では貸切りの遊覧船に乗る予定で、道路を迂回したおかげで、約束の時間に間に合わない可能性があり、途中の休憩無しに港までバスは走り、予定より30分遅れの10:00に乗船場についた。  貸切りの遊覧船で、橋立の狭い水路、回転する廻船橋を通り、阿蘇海で橋立に沿って一の宮桟橋に向かう。舟を下りて、元伊勢龍神社にお参りし、ケーブルカーで展望台のある笠松公園に行く。展望台で有名な股覗きを経験し、下りは開放的なリフトに乗った。近くのレストランで昼食後、与謝天橋立ICで山陰近畿自動車道に入り、舞鶴若狭道、北陸道と経由し、途中、杉津PAと徳光SAで休憩し、流杉ICで高速を下りて、菩提寺にはほぼ定刻の17:00に付くことが出来た。
徳光SAで集合 大谷本廟で受付け 納骨は引き出しの中へ
休憩所で昼食 西本願寺の御影堂(左) 門主さんにQ&A
西本願寺の飛雲閣 160人の大懇親会 芸達者な仲居さんたちと
貸切り遊覧船 回旋橋 阿蘇海から橋立を望む
元伊勢龍神社 ケーブルカー 笠松公園から股覗き
リフトから橋立を望む 4台の貸し切りバス 橋立大丸シーサイドセンター



M 蜃気楼(mirage)

by fjk

富山県魚津市は蜃気楼で有名な町ですが、富山県内でも蜃気楼を見たことがない人が沢山います。我が女房もその一人で、「今年は何としてもみたい」と、4月から2回出かけたのですが、残念ながら見ることが出来ませんでした。2回目の時はEランクの蜃気楼が短時間発生していたようですが、ちょうど休憩中で見逃してしまいました。
 蜃気楼が出る条件は、@朝と昼の気温差が10℃以上、A「立山連峰がよく見える」(見晴らしが良い)、B「北北東の風が吹く」(陸からの暖かい空気が海に移動する)、C「富山湾の波が穏やか」などと言われていますが、条件が揃っていても必ず見えるとは限りません。  3度目の正直と言うことで、6/15に「海の駅蜃気楼」に行くと、多数の人がカメラで撮影していたので、双眼鏡で富山新港方向を覗いてみると、わずかでしたが、遠景の海岸線が2重に見える蜃気楼が見えました。到着してから20分足らずで蜃気楼は消えてしまいました。近くにいた人に聞くと「Eランク」とのこと。早速魚津埋没林博物館に行き、「蜃気楼証明書」をもらってきました。
 私自身は、数十年前の通勤時に、新湊の六渡寺橋で信号で止まったときに、橋の上から海の方をちらっと見たところ、海の中で足場を作って作業しているのが見られ、「何をやっているのかな?」と思い、次の瞬間、蜃気楼で沖の舟に足がつきているように伸び上がっていることに気づいた(ランク的にはC以上)。信号が青になり移動せざるをえなくなりましたが、新湊で蜃気楼が見えるとは思っていなかったが、「よくあるとこと」と職場の同僚から聞きました。
海岸線が少し伸び上がっている 通常(?)の景色 沖合の舟が上がって見える



P パークゴルフ

by fjk

知人に薦められ、パークゴルフ(PG)を始めました。家の近くにある使用料が無料のPG場で(道具はレンタルで\200)、グリーンの傾斜が強く、ボールが転がりすぎるとすぐOBになる難しいコースでしたが、予約無しで気軽に楽しめました。平日の日中は夫婦や女性プレーヤー、シニアが多いようです。また、リハビリのために病院がPGを薦めているようです(杖をついて歩いてプレイされている方もいらっしゃいました)。
 PGは1983年に北海道幕別町でグラウンドゴルフ(発祥は鳥取県)を参考に誕生した競技で、全国で1,300以上、国外で60以上の専用コースがあり、富山県内でも11の公認コースがあります(利用料が無料の未公認のコースも多数あります。富山県は北海道に次いで多いそうです)。PGはミニゴルフ場のような環境で、子供からお年寄りまで手軽に楽しめる3世代スポーツとして人気を集めています。
 PGは、スタート地点(ティグラウンド)から各人がクラブで自分のボールを打ち、ゴルフのようにいかに少ない打数で直径約20cm のカップに入れるかを競うスポーツです。4人以内で回り、コースはハーフ9ホール(パー33)を原則として、1ラウンド18 ホール(パー66)でプレーします。PGの用具は専用の1本のクラブ、1個のボール、ボールを置くティーが必須で、公式競技では協会認定品に限定されています。競技ルールはゴルフに準じ、OBなどもありますが、空振りは打数に数えません。詳細は、日本パークゴルフ協会のHPを見てください。
 早速、PG用の道具(クラブ、ボール、ティー、約20,000円)を購入し、マイ道具でプレイするが、ボールコントロールがうまく行かない。初心者の心得は、

@ボールを見て打つ(クラブのスイートスポットに当てる)
A方向(傾斜ではボールは曲がるが・・、思った方向に打てるか)
B力加減(大きいよりは小さめ。初心者は小刻みに・・)

@が特に大切で、芯に当たれば、小さな力でも遠くまで飛んで行きます(逆に、飛びすぎるとすぐOBになりそう)。といっても、距離があると思うと力が入り、ダブリやトップになり、距離も方向も定まらない。ゴルフは40年以上前に少しやっていたが、ブランクが長く、全く参考にならない。
 パットの練習コートを、人工芝(\200)+スポンジ(\200)+段ボール(\0)+カップ(\900)で自作し、パット練習を家で少しやったところ、グリーン周りでは近いところにコントロールできるようになったが、ティショットが安定しない。そこで、鉄製アングル(約\500×12本)+ネット(約\3,000)+古絨毯(\0)でショット練習ネット(w1200xd900xh1500mm)を自作し、ティショットの練習を行ったところ、練習では芯に近いところに当たるようになってきたが、グランドに出るとやはり力が入り、思ったほど距離が伸びず、方向も不安定です。
 まだまだ、思うように出来ませんが、9ホールを回ると約500m(1ホールは100m以内)、1000歩程度歩くので、健康のために続けようと思っている。
マイ道具でパット
入るかな?
自作のパット練習コート
(人工芝+カップ+段ボール)
自作ショット練習ネット
(アングル+ネット+古絨毯)



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