abc663で紹介したように、屋外(水中でも)で使用するタフな防水カメラとしてTG835(オリンパス)を使っているが、以下のところがチョットもの足らなくなり、新たにTG-5を購入した。
TG-5で上記の課題は解決されましたが、TG-5をスポーツホルダー(CSCH-123)に入れる時に、LOGがONになって電池が消耗することがあり、ホルダーにTG-5を収めるときはLOGレバーを確認するようにしています。また、TG-5はネットでズームの問題が指摘されていますが、マクロ用途が主な目的なので、私には問題ありません。INFOボタンの長押しでワンタッチライトの点灯や、MENUボタンの長押しでWiFi設定が、電源OFF時にINFOボタンを押すとGPSや方位・高度・温度などの測位情報を表示してくれる機能などはとても便利です。まだ全ての機能を使っていませんが、プロキャプチャーモードや比較明合成などをトライしてみたいです。
TG-5 (F2.0) 防水、防塵、耐衝撃、耐結露・・ |
屋内撮影例 (大岩山日石寺) 暗い屋内だがよく見える |
マクロ撮影(後ろがボケている) | マクロ撮影(深度合成後) |
TG-5には照明用に専用のオプションがある。フラッシュディフューザー(FD-1)とLEDライトガイド(LG-1)で、どちらも本体の発光をレンズ周辺に導くもので、陰が出にくくなる。特にLG-1はマクロ撮影時に撮影物に接触しながらでも撮影が出来る。とても便利ですが、そのまま持ち歩くには壊れる可能性があり、専用のケースを3Dプリンタで作成することにした。123DesignでFD-1用のstlデータを作成し、LG-1用はXYZwareで印刷時に85%に縮小し、印刷した。ケースの噛み合い部には出っ張りを付けてあり、蓋を閉めると軽く引っかかる構造で、蓋が外れないようにした。
TG-5にセットしたLG-1とFD-1(手前) | 3Dプリンタで作成した樹脂ケース |
FD-1用容器stl(zip) | FD-1用ふたstl(zip) |
ダビンチ1.0Aioのプリント性能は良いとはいえないが、何とか形状が作成できる。しかし、最近底面の一部がテーブルに付着せず、底面に凹みが残ることがある。そこで、3Dプリントペン(MYNT3D、abc710参照)で凹みに同じフィラメントで樹脂をさらに盛って修正し、飛び出した樹脂を超音波カッター(USW334、abc637参照)で取り除くのであるが、刃が届かないことがある。そこで、曲刃(ZH03)を入手し、USW334に取り付けたところ、盛り上がり部を除去が容易に出来ました。どちらかというと方形刃(HA08))の方が削りやすいが、方形刃では削りすぎそうです。曲刃はMETALBOXから入手しました。なお、ベットへの付着はスティック糊の使用と「大きなオブジェクトの印刷品質を最適化」に設定したところ、かなり改善されました(が、カプトンテープの張り直しが必要かな・・)。
ZH03(曲刃)付きUSW334で加工中 |