Vol.770 7.jun.2019

EdyViewer Windows10への道(3)〜2台目マシン〜

E Edy Viewer

by fjk

 電子マネーとして楽天Edyをよく利用しているが、パソリRC-S320をwindows10マシンに接続し、EdyViewer3.0をダウンロードし、Edgeブラウザで残高を確認しようとしたところ、「リーダーが見つからない」とエラーが出る。
 そこで、Edyのサポートページにアクセスしてみると、古いRC-S320/S310はサポートが終了し、現在は利用できないので、RC-S330/S370/S380か楽天Edyリーダーが必要とある。さらに「ブラウザはInternet Explorer」を使うようにとある。そこで、E-Tax用に購入したRC-S380を用い、エクスプローラからアクセスすると、正常にEdy残高の確認ができた。
 OSの問題ではなくEdyViewer3.0と古いパソリの問題でした。
※注 意!:
 EdyViewer3.0はExplorerでしか動作しないので、単に支払いアドレスをクリックするとEdgeが優先的に立ち上がり、ビュアーがエラーとなり使えない。
 そこで、@Explorerを起動し、A振込のページアドレスをExplorerにコピーし、B支払いページにアクセスすること!。


W Windows10への道(3) 〜2台目マシン〜

by fjk

 2台目のwindows10マシンの制作に取りかかる。このマシンは使用頻度が多くないのでスペックダウンし、CPUはi7-8700(※選択理由は後述)、マザーボードは拡張性を求めないので基板サイズが小さいAslockのB360Mとし、メモりはDDR4-2666-8GBを2枚刺しで16GB、OSはWindows10 Home、ケースと電源はSilverStone製、M2-SSDはIntelの512GBを選択した。グラフィックはCPU内蔵グラフィック(UHD630)を使うことにした。

1.パーツの選定と購入
パーツは近くのパソコンショップおよびネットで以下のものを入手した。CPUはi5-8400(\23,000程度)を当初考えていたが、近くのショップでは品切れだったので、グラフィック内蔵でTDPが同じ65Wのi7-8700にした。トータル\96,816と予定(9万円以下)よりは少し高くなった
CPU Intel i7-8700F BOX \35,424  
揃えたパーツ
M/B Aslock B360M-HDV \9,709
Graphic   CPU内蔵(UHD630) \0
メモリ Crucial W4U2666CM-8Gx2(16G) \9,806
M.2-SSD Intel PEKKW512G8XT(512G) \16.092
OS Micrsoft Windows10-Home \13,824
Case Silverstone SST-PS08B(μタワー) \4,980
Power Silverstone SST-ST45SR(SFX450W) \6,980
2.CPUの取付
前回(abc768)と同様、CPUの切り欠けとソケットの出っ張りが合うように位置を合わせ、CPUをLGA1151ソケットの中に乗せ、蓋を閉めてCPUを固定した
B360M-HDVマザーボード i7-8700のセット(切り欠けに注意)
3.CPUファンの取付
リテールのファンでCPUにあたるところには熱伝導性グリースが塗られているので、そこを触らないように、CPUの上にのせる。4つの固定ピンを基板の穴にパチンというまでシッカリ押し込み、基板の裏にピン先が充分に出ていることを確認(外すときはピンを左に回するとゆるむ)。
ファンのピンが裏まで出ているか確認 固定したCPUファン
4.メモリの取付
B360M-HDVのメモリスロットは2つなので、差し込むスロットに迷うことはない。
2枚のDDR4-2666メモリ DDR4-2666メモリ2枚を取付
5.M.2SSDメモリの取付
B360M-HDVにM.2メモリを刺しこんで、温度を測定してみると、コントロール部が45℃となっていた。そこで、長尾製作所のM2用ヒートシンクをつけてみたところ40℃程度になった。しかし、NANDメモリ部も同じ温度になるので、シンクの取り付けは迷うところである。
インテルM2メモリ(512GB)を取付 M2用放熱フィンを取付
6.ケースに電源、マザーボードを取り付け
当初、ケースは既存の小型ケースを使う予定でSFX電源を準備したが、やはりケースも新調することにし、SilverStoneのSST-PS08Bを購入した。SST-PS08Bケースの標準電源はATXでサイズが合わないが、SST-ST45SRSFX電源に付属のATXアダプタを用いて、ケースに取り付けた。。
SilverStoneのSST-PS08Bケース SST-ST45SRSFX+ATX用アダプタ
ケースに電源を取付 マザーボードの取付と配線(+CPU用8Pも)
7.組立のテスト
動作テストを行う前に、もう一度パーツの取付および配線を確認!!。
 ディスプレィ、マウス、キーボードを繋ぎ、電源On後、キーボードのDELキーを押すと、UEFI画面が表示されれば組立完成である(表示されない場合は、速やかに電源をOFFし再確認)。
 UEFI画面では接続したCPU、メモリ、M2-SSD、ファンなどが正しく動作しているか確認。CPU温度は46℃とちょっと高めである。これはケースが小さく、風の流れがよくないためとも思われるが、i7-8700はTDPが65wと省電力タイプのCPUのはずですが・・。リテールファンでは間に合わず、高冷却性能の冷却ユニットが、いずれ必要かも・・。
UEFI BIOSの起動画面 詳細設定は詳細モード(F6)で
8.OSのインストール
 OSのインストールには、前述のように@DVDを利用する方法と、AUSBメモリを利用する方法があり、今回もAの方法で再度USBメモリを作成し、インストールを行った。
  (1) 8GB以上のUSBメモリを準備する(古いデータは全て消去される)。
  (2) 別マシンでwindows10ダウンロードのページにアクセス
  (3) 画面の指示に従うと、メディア作成ツールがUSBメモリに作製される。
  (4) 出来上がったUSBメモリをパソコンに差し込み、ネットに接続し、電源をONにする。

 ※トラブル発生!!:
OSインストール中に、「必要なファイルがありません(エラー0x8007025D)」が出て、インストールが先に進まなくなった。
 このエラーは、マイクロソフトのサポートのQ&Aを見ると「ダウンロードファイルの不良」とのこと。その原因は「ダウンロードの失敗?」、「ネット接続が不安定?」、「ドライバーソフトの不足?」などが考えられるが、Q&Aにあるので、よくあるエラーらしい。
 仕方がないのでOSに付属のDVDでインストールを試みる(安価なASUSのDVDドライブを追加しておいたのが幸い)。ところが、既に4つのパーテションが作成されて、インストール先としてどのパーテションを選んでも「インストールできない!」と先に進めない(一番大きな容量のパーテションを選べばよいのだが・・)。
 インストール時に4Kモニタに接続していたので、このドライバーの影響かもしれないと思い、フルHD(1920x1080)画面のモニタに切り替え、さらに、ファイルの「再ダウンロードでもうまくゆかないことがある」ともあるので、先月ダウンロードしたインストール用USBメモリがあったので、これで再度インストールを試みると、今度はエラーなく正常にインストールできた(ISOファイルをDVDに焼いて解消した例もあるようですが・・)。
 
 さて、windows10がなんとかインストールできたので、ネットに接続しようとすると、「インターネットに接続されていません」と出る。コマンドプロンプトからpingコマンドで確かめてみると、確かに接続はできていないようである(それでもwindows10のインストールができたのは?)
 デバイスマネージャーで確認してみると、このマザーボード用のINTEL-LANデバイスが見当たらない。そこでマザーボードに付属のDVDをドライブに差し込み、LANドライバーと、ついでにAudioドライバーのみをインストールした。
 再起動後、再度ネットに接続を試みると、今度は正常にネットに接続されました
追加したDVDドライブとHDD(2Tb) インストール開始画面
なんとか80%までインストール Windows10のインストール完了
9.性能のチェックと修復ディスク、回復ディスクの作成
 前報と同じようにエクスペリエンスインデックスを測り、修復ディスクと回復ディスクも作成した。CPU性能は9.2で問題ないが、内蔵GPUの6.9が最低となった。ゲームに使わないのでこれでもよいと思うが、他とあまりにも差があるので、チョット悩んでいる。
エクスペリエンスインデックス

 
10.セキュリティソフトのインストール
 前回と同じ「スーパーセキュリティZERO(マルチOS、5台用)」DVDをドライブに差し込み、前回と同じ手順でインストールを実行。特に問題なくインストールできた。
 
11.MS-Offce2019を2台目にインストール【重要!】
 マイクロソフトOfficeは2台までインストールできるが、2台目へのインストールは以下のように1台目の場合と手順が異なるので、注意が必要!!。
@ 1台目のインストールに利用したMicrosoft アカウントにて、マイクロソフトの「サービスとサブスクリプションのページ」にサインインする。
A 製品名の下にある「プロダクトキー」をクリックすると、キーが表示されるが、1台目と異なる新しいキーとなっている(クリップボードにコピーできる)。
B 製品名の右にある「インストールする」 をクリックすればインストールが開始される。
サービスとサブスクリプション画面
 画面の手順に従ってインストールを進めると、プロダクトキーの入力要求もなく、office2019が問題なくインストールされた。ただし、インストール終了後、excelかwordなど、どれかを一度は起動し、アカウントから「オンラインライセンス認証」を実行しておくこと!!。
 なお、1台目と同じようにofficeのページからインストールしようとすると「このプロダクトキーは既に使用されています」と警告が出る。さらに、その先に進めるが、正常にインストールされないことがあるので(office2013となった?)、上記の方法でインストールする必要がある。間違ってofficeをインストールした場合は、コントロールパネルの「プログラムのアンインストール」を実行してofficeを削除し、コンピュータを再起動後、再度上記の方法でインストールすればよい。
 
12.一太郎・花子のインストール
 前述のように、一太郎・花子は3台までインストールできるので、「インストールに進む」を選択し、前回入手した「シリアル番号」と「登録キー」を用いて、2台目としてインストールした。
 
13.メールソフト、PDFビュアのインストール
 前回と同様、ThunderbirdおよびAcrobatReaderDCをダウンロードしインストールした。
 
14.復元ポイントの作成
@「コントロールパネル/システムとセキュリティ/システム」を選択、または「PCアイコン」を右クリックで「プロパティ」を選択。
A「システムの保護」を選択
B「システムの保護が有効になっているドライブの復元ポイントを今すぐ作成します」で「作成」をクリック。さらに「作成」をクリックすると復元ポイントが作成される。


EdyViewer Windows10への道(3)〜2台目マシン〜