CPU温度は、起動後のアイドル時で室温+10℃が通常で40〜50℃、通常負荷時で50〜70℃、高負荷時でも70〜80℃程度で、常時90℃以上では危険と認識すべきらしい。CPU温度の測定はCoreTemp、Speccy-Portable(いずれも無料ソフト)およびBIOSで測定(室温30℃)。Max温度はウィルスフルスキャン実行後の温度、MBoardはBIOS表示のマザーボード温度。OSは全てwindows10。
表より、アイドル時はBIOSで40℃前後で、Max温度は室温+20度以上となった。i7-8700は発熱が大きいと言われており、サイドフローの白虎 弐クーラーを取り付けたが、Max65℃となった。適正温度以内だが、高負荷処理時は注意が必要かもしれない。各測定温度に差があるのは刻々と変化する測定温度の計算方法の違いと思われ、連続して使用上限温度を超えていなければOK。
CoreTempはコア毎の測定が出来るほか、ログの記録、過熱保護時の設定、タスクトレィに常時温度を表示させておくことも出来る。また、Speccy-Portableは温度表示データが少ないがパソコンのスペックの確認も行え、zipファイルを解凍するだけでインストールの必要が無く簡単に使える。
CPU | Clock | BIOS | C.temp Min/Max | Speccy Min/Max | MBoard | Case | Cooler | ChipSet |
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i5-9400F | 2.9GHz | 38℃ | 36/54℃ | 38/53℃ | 33℃ | μ-ATX | i純正 | Z390 (ASUS) |
i7-8700 | 3.2GHz | 44℃ | 31/65℃ | 33/61℃ | 34℃ | μ-ATX | 白虎U | B360 (Aslock) |
i5-6500 | 3.2GHz | 44℃ | 30/49℃ | 33/48℃ | 33℃ | Slim | i純正 | H170 (ASUS) |
CoreTemp画面 | 過熱保護時の設定 | タスクトレイに常時温度表示 |
SpeccyPortable画面 | 白虎 弐 (intelCPU用) | 基板に取り付けた状態 |
ネットなどで多くのパスワードが必要となり、その管理に困ることがあります。アナログ的にメモで管理する方法、デジタル的にアプリで管理する方法があります。しかし、アナログ式ではメモをなくしたりパスワードの変更に対応できなくなったりします。デジタル式ではパスワードの流出の危険性があります。
そこで、私はパスワード管理にミルパスを使っています。ミルパスはパソコンやスマホとオフラインで管理されるため、流出の危険性は低いのですが、インポートやエクスポートもなく、今ひとつ使い勝手がよくありません。念のためにメモノートにも記述していますが、パスワードの数が多くなると、管理が面倒となります。
最近アナログでパスワードを管理する、パスワードノートなるものが注目されています。このノートはパスワードを解読できないようにパズル化して管理できるもので、パスワードの変更にも対応でき、普通のノートに記述しておくより、整理して使えそうです。
使い方は、IDやメールアドレスはメモ欄に記述し、パスワードは6角形の枠に書き込み、パスワードが環状に記述されることで、(記述開始位置を決めた)本人以外は始まりが分からずパスワードが保護される。文字数が少ない場合はダミー文字を追加したり、多い場合は中の枠を利用することもできる。また、文字を一個飛ばしや、逆回転で記述するなど、さらに難しくすることも出来る。
仮想デスクトップとは、デスクトップを複数作成し、それぞれに独立してウィンドウ表示する機能で、作成、切り替え、削除、設定ができる。@過去開いたウィンドウを継続して作業するためのタスクビュー、A画面分割して作業するマルチディスプレイなど、作業の効率化につながる。急に発生したタスクに対しても、新しいデスクトップを作成すれば、他の作業画面を非表示または削除する必要がなくなる。さらに、画面の小さいノートパソコンでは便利な機能です。ただし、タブレットモードでは利用できない([システム]/[マルチタスク]で設定)。
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