車での後方確認にはバックミラーを通常使うが、車内に荷物を多く積んだりすると後方が確認できないことがある。この対策として車の後部にカメラを取り付け、その画像をダッシュボードやバックミラーにモニターを付けて表示し、電子ミラーとして利用する方法がある。
シュピーレンでも荷物を積むこともあり後方がよく見えないことがある。シュピーレンにはドライブレコーダーの後方用としてND-FLC1フロアカメラを既に付けているので、2分岐ケーブルでカメラのビデオ信号を2分岐し、後方用モニタとドライブレコーダの両方に接続することにした。
ビデオ2分岐ケーブルは電気店などの店頭に無く、Amazonでビデオ延長ケーブルと共に準備した。モニタは以前abc748で紹介したSC7J-1-JPを利用し、12V電源の供給には電子パーツ屋で自動車用プラグと2極カプラーを準備した(DCケーブルはモニターに付属)。なお、SC7J-1-JPには画像の左右を入れ替えるミラー機能があるので、バックミラーとほぼ同じ画像で見ることが出来る。
ND-FLC1は広角(138度)で後方車の挙動を確認できるが、後方車がかなり近づくまでは遠くにいるように見える。また、カメラ画素数が22万画素なので、ナンバープレートの番号を読み取ることは困難。しかし、バック時に後方を広く確認でき、後方死角がほとんど無くなるのは安心。さらに、ドライブレコーダの動作にも問題なく、画質の劣化も無かった。ただ、ND-FLC1はHDR機能が無いので夜間はチョットつらい。
そこで、3000円の超暗視機能130万画素カメラMP-126S(120度)を入手し交換したところ、ナンバーの数値が読み取れるなど、わずかに改善。今のところ、車載用のHDR機能付きカメラはドライブレコーダー用のカメラを利用するしかなさそう・・。
2分岐・延長ケーブル | DCケーブル・カプラー・プラグ | 組み上げた電源ケーブル |
Mユニットのビデオ入力を 2分岐ケーブルで分岐 |
ダッッシュ上の後部モニタ | 130万画素カメラ(MP-126S)、 ガラス取付に市販Lアングル利用 |
スマートホンなどをUSBでパソコンにつなぐと、スマホを「メディアデバイス」として認識し、ドライバーソフトのインストール無しにスマホとパソコン間でデータの転送を行うことが出来る方法が「MTP(MediaTransferProtocol)接続」と呼ばれている。
また、「画像転送プロトコル」(PTP)と呼ばれる規格も利用できるが、この方式ではスマホがハードディスクと見なされ(ファイルの管理はパソコン)、例えばPTP接続中にスマホでファイルの消去や変更を同時に行うと、問題が発生する可能性があります。
MTP接続はPTP接続を元に開発され、ファイルの管理をスマホ側で行うことにより、パソコンからの同時アクセス時にビジー警告を発することで、トラブルの発生を防止することが出来る。
windows10では標準の検索エンジンはBingとなっているが、使い慣れているGoogleなどに変更することが出来る。