Vol.777 20.Sep.2019

Web画面をそのまま印刷 ポータブル電源 ExcelのVBA(2)〜空セルにランダムな文字を入力

A Web画面をそのまま印刷 〜ChromeのAwesomeScreenshot

by fjk

 Web画面を印刷すると、レイアウトが崩れたり、一部の画像が消えて見づらくなることがある。ブラウザの設定で背景印刷ができるようにしてもダメな場合も多い。このようなとき、Chromeブラウザの拡張機能であるAwesomeScreenshotが便利である。AwesomeScreenshotは画面の(表示されていない部分を含め)全てをキャプチャーし、その画像を(ページ分割して)印刷または保存できる。

1.Chromeに拡張機能を追加する
AwesomeScreenshotを使うにはChromeウェブストアのページにChromeでアクセスし、「chromeに追加」をクリック。
2.AwesomeScreenshotを起動
右上にアイコンが追加されるので、アイコンをクリック。
3.印刷または保存する
「Capure Enter Page」をクリック、さらに「Done」をクリック。編集、保存、印刷ができる。
AwesomeScreenshotの
機能追加ページ
chromeのメニューバーに
アイコンが増えた
Jackeryの印刷プレビュー
(Edgeでは画像が消えている)
AwesomeScreenshotで
同ページの印刷プレビュー


P 車中泊などに便利なポータブル電源

by fjk

 Jackeryの電源は北米ホンダのライセンス商品となっているなど、ネットでは高評価で、コンパクトで持ち手が畳めて飛び出しがないなど魅力的な製品です。すでに400Whの物が発売されていましたが、この夏大容量の700Whの製品が発売された。400Whか700Whかと比較すると、容量、価格、大きさ、重さ、・・で迷う(詳細は比較表参照)。車中での扇風機(夏)や電気毛布(冬)で使うには400Wh(常用最大200W)で十分と思えるが、災害時などの緊急時用にも使いたいと考え、大容量の700Wh(常用最大500W)を選択。
 充電は、AC充電で9.5時間、DC充電で15時間、純正60Wソーラー充電で25時間と説明書に書かれている。出力は、定格500Wで1時間、DC12V40W負荷(冷蔵庫想定)で48時間、DC12V5W負荷(LEDライト想定)で126時間、AC100V60W負荷(32inchテレビ想定)で9時間、USB(typeA)は2.4A対応でほとんどの機器に対応できる。各出力毎にスイッチが付いているので、使用する機器のみONに出来る。また、入力および出力の電力量(W)を個々に常時表示されるのは便利。電源を供給しながら充電(パススルー充電)も出来るが、電池の寿命が悪くなるので推奨していない。なお、他ユーザ報告にあるように充電時のACアダプタの温度は60℃以上になる(それでも機器には問題無い)ので注意が必要(本体温度はほぼ室温)。なお、充電量が20%以下の場合は速やかに充電し、長期間保管時には3ヶ月に1回は60〜80%の充電を行うことが推奨されている。
 電源は入手時に40%充電済みで、約6時間のAC充電(約10%/時間)で満充電になった。46Wの家庭用扇風機(出力表示は60W)を最強で1時間使ったところ、充電量が100→91%まで減少した。また、JerkeryのAC出力は60Hz(正弦波)のみなので注意!。
 端子の保護には、「車のシガーライターソケット防水カバーキャップ」(480円/2個)、「6φと4.5φPVC先端キャップ」(各150円/袋)、「3Pコンセントキャップ」(240円/5個)、「USB端子キャップ」(130円/セット)が使える。
充電中のJackery700 放電中のJarkery700
準備した端子保護キャップ 保護キャップを付けた状態

メーカー Jackery Jackery Suaoki SmartTap
型 番 700 400 G500 PowerArq
容 量Ah 194.4Ah 110.0Ah 137.7Ah 174.0Ah
W 700W 400W 500W 626Wh
定格出力 500W 200W 400W 300W
定格 (80%) 1時間 1.5時間 1時間 1.7時間
DC12V 40W 48時間 12時間 13時間 13時間
AC100V 60W 9時間 5時間 9時間 8時間
最大瞬間出力 1000W 400W 1000W 500W
高 さ 193mm 135mm 190mm 242mm
300mm 230mm 280mm 300mm
奥行き 192mm 160mm 210mm 193mm
重 量 6.3kg 3.6kg 6.8kg 6.0kg
AC100 口 数 2個 1個 2個 1個
(周波数) 60Hz 60Hz 50/60Hz 60Hz
シガーソケット(DC12V)  10A 10A 10A 10A
DC出力(合計10A以内) 7Ax2 --- 3Ax2 ?Ax2
USB Ax3(2.4A)  Ax2(2.4A)  C+Ax2(3A)  Ax3(2.4A) 
AC充電充電電力 80W 40W 80W 100W
(電圧) 25.5V 25.5V 29.4V 25.2V
カタログ 9.5時間 7.5時間 6.5時間 8〜9時間
DC充電充電電力 40W 40W 20W 100W
(電圧) 12.0V 12.0V 12.0V 12.0V
カタログ 15時間 10時間 25時間 8〜9時間
ソーラー
 (100W)
充電電力 60〜90W 60〜90W 60〜90W (120W)
(電圧) 18.0V 18.0V 18.0V 18.0V
(計算値) 8〜11時間 5〜7時間 6〜8時間 8〜9時間
価 格 \79,800 \38,800 \59,800 \64,800


V ExcelのVBA (2) 〜空セルにランダムな文字を入力

by fjk

 前回(abc776)は記録マクロを使ったが、今回はVBAで一から作成する。Excelシート上の決められた範囲でデータが入力されていない空セルがあれば、そこに任意の文字を入力する(既に入力済みのセルのデータは変更しない)。入力する文字は、アスキー文字の「空白」(0x20)から「〜」(0x7e)までの任意の文字をランダムに選ぶ。なおVBAのRND関数は0.0から1.0未満の数値を返す関数で、ワークシート関数のRAND関数と同じ。

1.VBEを起動
 開発タブを選び、マクロをクリック。
@ プロジェクトの新規作成
マクロをクリックすると、マクロ名を聞いてくるので、名前を入力すると、標準モジュールに新規プロジェクトを追加され、編集ウィンドウが開く。
A マクロの修正
既にマクロがある場合は、マクロのリストが表示されるので、修正したいマクロを選ぶ。
2.プロジェクトの実行(以下の方法がある)
@ メニューバーの実行/subユーザフォームの実行(F5)を選ぶ
A 右アイコンをクリック
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Sub test2()
Dim num As Long						' 使用する変数を宣言
Randomize						' 乱数の初期化
For Each c In Worksheets("Sheet1").Range("A1:H15")	' A1-H15の範囲で以下を繰り返す
  If c.Value = "" Then					' 空セルなら
    num = Int(95 * Rnd + Asc(" "))			' 任意の整数を乱数で作る
    c.Value = Chr(num)					' 整数を文字に変換後セルに入力
  End If
Next c
End Sub
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VBEの編集画面 実 行 例


Web画面をそのまま印刷 ポータブル電源 ExcelのVBA(2)〜空セルにランダムな文字を入力