Vol.788 31.Jan.2020

ハードディスクの不良を確認・修復する PasoconMiniPC8001(5)〜cmtファイル 台湾旅行

H ハードディスクの不良を確認・修復する

by fjk

 MicrosoftによるWindows7のサポートが既に終了したが、まだまだマシンは現役である。セキュリティソフトはもうしばらくサポートを継続してくれるようである。windows7マシンが故障した場合に備え、diskbackupソフト(例えばTrueImage)でディスクまるごとバックアップを取ろうとしたところ、ディスク読取りエラーが発生し、バックアップができない。そこで、abc776で紹介したchkdscをコマンドモードで実行したところ、さらにbootエリアが壊れたのか、windowsも起動しなくなった。以前作っておいた「修復ディスク」で修復を行うと、なんとかwindowsが起動できるようになった。
 windowsではコマンドモードの他にドライブのプロパティからディスクのエラーチェエックが実行でき、「ファイルシステムのエラー」と「セクターのエラー」の両方のチェックが可能で、修復が可能であれば、自動的に修復してくれる(同じchkdscが実行されるが、こちらの方が安全)。エラーチェック後、windowsイベントを確認することで、エラーの有無を知ることができる。

【エラーチェックの手順】
@コンピュータからチェックしたいドライブを右クリックし「プロパティ」を選ぶ。
A[ツール]タブを選び、[チェックする]をクリック
Bオプション画面で、初めは2つのオプションの両方ともチェックし[開始]をクリック
C起動ドライブの場合、[ディスク検査のスケジュール]をクリック〈再起動後に実行〉。
D再起動後、ディスクエラーチェックが実施され、windowsに戻る。
【検査結果の確認】
@コンピュータからチェックしたいドライブを右クリックし「管理」を選ぶ。
Aコンピュータの管理画面で[システムツールイベントビュアー][Windowsログ][アプリケーション]を選ぶ。
B表示されるログ内で、「Wininit」と表示される最新のログを開く。
Cログ内に「Windows has checked the file system and found no problems」と表示があれば、ディスクにエラーが無いことになる。この表示が無い場合は「ファイルシステムのエラー」のみをチェックし、再度エラーチェックを行う。また、「0KB in bad sector」とあれば不良セクターも無いことになるが、0KB以外の表示がある場合は修復できない不良セクターがあるので、ディスクの交換が必要。
ディスクの管理 ログチェック中


P PasoconMiniPC8001(5)〜パソコンでcmtファイルを作る

by fjk

 PasonMiniPC8001(以下PC8001)は入力がキーボードのみで、出力が画面とサウンドのみとなっている。さらにスクリーンエディタはあるがスクロールが無く使いやすいと言えず、古い雑誌などからソースプログラムを入力するには大変である。
 PICマイコンを使ってハードウェアでUSBキーボードのエミュレーション機能を実現する方法を今風太さんが実現されているが、PICマイコン開発の知識が必要で、必要なパーツも揃えなければならない。
 PC8001には古いテープのwavファイルを読み込む機能があるが、テープがあっても正しく読み込めない場合もある。しかし、cmt形式のファイルであれば、PC8001のSD内のPCMフォルダーに(コピー)書き込めば、PC8001で読み込むことが出来るようになる。
 N-BASICや機械語のデータをcmt化するツールは、N-BASICエミュレータと共に、既に幾つか開発されており、その内の一つであるDumpListEditorが機能が豊富で、使いやすく、そしてフリーソフトである(Bugfireさんに感謝)。
 機能の詳細や使い方は本家を見ていただくとして、主な機能は:

@ OCR読み込みデータの編集ができる。
A マシン語・BASIC・アセンブラの(テンキー)入力・編集ができる
B Z80のアセンブルや逆アセンブルができる。
C N-Font(モーリンさん)を準備すればPC8001のグラフィックキャラクターも表示可能。
D 読み込みエラーのあるWAVファイルの波形を修正し、読み込めるようにする。
DumpListEditor起動画面 BASIC入力画面に切り替え
(N-Font表示)
ソースをペーストし
[チェック]でエラー確認
cmtファイルとして書き出し
PC8001-SDのPCM
フォルダーにコピー
PC8001のMEDIAで読み込める

 式や変数名の間違いなど、最終的にPC8001で実行(RUN)し、エラーが無いか確認する必要があるが、僅かな修正で済むことが多く、ベースとなる入力作業がパソコンのエディタ(秀丸など)で行えのは便利である。さらに、PC8001で読み込めるcmtファイルとして、他の人への配布も行える。

※【重要!】 パソコンにSDカードを挿入するとフォーマットメニューが出るが、絶対にフォーマットしないこと!!

●マシン語の開発(アセンブル・逆アセンブル)手順(DumpListEditor使用)
@[アセンブラ入力」画面にエディッタなどで作った機械語ソースプログラムをペースト。
A[チェック]でエラーが無いか確認。
B エラーが無くなったら、念のために[ファイル/Txtファイル書き出し]でソースを保存。
C[ファイル整理画面にPaste]をクリック→[ファイル整理タブ]に機械語(Bin)ファイルが作られる(アセンブル)。作成したコードは[マシン語入力]画面後、cmtで出力。
D Binファイルを選んで、[アセンブラ入力画面に戻る]をクリック(逆アセンブル)。
E[アセンブラ入力画面]に逆アセンブルされたリストが表示される。
F 必要であれば、エディッタなどにコピー&ペーストして印刷する。
アセンブラソースを入力 逆アセンブルリスト

★[PasoconMiniPC8001更新履歴]
・2019/12/03にPasoconMiniPC8001 version1.1.0が公開。APPENDIXが追加され、キーボードや周辺ICなどのハード、PCGの使い方や機械語の使用例などが紹介されている。
・2019/12/19にPasoconMiniPC8001 version1.1.1が公開。一部不具合の調整。
・2020/1/30にPasoconMiniPC8001 version1.2.0が公開。パッケージファイル用にPACKAGEページを追加。一部不具合の修正。
*詳しくはアップデートのページ を参照。


T 台湾旅行

by TMX

 1月6日(月)から3泊4日で職場の人と台湾へ行ってきました。
 ゴルフと観光が目的です。台湾$は3.8円/1ドルです。オプションはネットで申し込みしました。ツアーに関する質問等はネットで日本語対応、現地では日本語が話せるガイドで心配はありませんでした。電化製品はそのまま使えます。ネット環境はホテルではホテルのWi-Fi、その他は台湾桃園空港で公共の場所で使えるWi-Fi登録をしていけば十分でした。
 以下、旅行の内容等を書きましたので、台湾旅行に行かれる時の参考にして下さい。

【1月6日(月)】
6日は新年、仕事初めの日です。朝、職場に顔を出し、それから富山空港へ向かいました。台湾へは富山空港から4時間程(12時50分発、台北桃園空港着15時40分で3時間50分)のフライト。入国手続きをしてホテルへ。空港から台北のホテルには1時間程の移動時間で6時頃になりました。それから地下鉄で台北101へ。台北の超高層ビルで地上382m。上部には野外展望台があります。地下鉄は路線図と列車の色が同じ色です。値段も20台湾$で安い。
次は遅い夕食を食べに士林市場へ地下鉄で行きました。士林市場は台湾最大級の市場で屋台がきしめき、安くて美味しいと言われているが、日本人の口には合わないと思います。ここで牛肉麺と小籠包と台湾ビールを飲み帰って来ました。
【1月7日(火)】
午前はゴルフです。淡水の台湾(旧淡水)カントリークラブでプレイしました。町の中にあるゴルフ場で開場100年の名門?で送迎付きです。受付手続等もしてくれ、プレイ中はゴルフ場で待っていてくれました。コースはやや狭く、グリーンは芝目がきつかったです。ここのキャディは男性のみでしたが、外のゴルフ場は女性らしく、次回行く機会があれば確認をしないといけませんね!
ゴルフが終わったらホテルへ送ってくれます。11時頃に終わったので台北、淡水観光案内をお願いしました(交渉したらOKでした)。淡水では、漁人馬頭、情人橋(恋人橋)、台北では衛兵交代式がある忠列祠、宮殿の様な豪華ホテル圓山大飯店(ホテルは大飯店)でロビーまで入ってきました。残念ながら今回は故宮博物院は行けませんでした。
夕方から九扮、十扮観光です。十扮では願い事を天燈(ランタン)に書いて空に上げる中国伝統行事を体験、九分は日本アニメのモデルとなった場所です。レトロなムード、坂道に商店街がひしめきあっています。現在、中国からの観光が規制されていて、人が少なくて良かったです。
【1月8日(水)】
台湾新幹線で高雄観光です。8時にホテルに迎えがあり、新幹線で高雄(最短94分)へ行きました。昼食(中華料理)、夕食(海鮮料理)が付いています。龍虎塔のある蓮池潭、寿山公園、籏津観光、南部最大の道教寺院三鳳宮、高雄神社の高雄忠烈祠、愛河クルーズなど高雄の観光地巡りました。また、コースにはなかったが、特別にお願いして案内してもらったMRTの美麗島駅で、アメリカのトラベルサイトで「世界で最も美しい地下鉄の駅」で2位に選ばれたステンドグラスで作られた「光のドーム」も見てきました
【1月9日(木)】
朝5時にホテルへ迎えがあり、8時発の飛行機で、富山空港11時50分着。帰りは追い風で2時間50分のフライトでした。帰りも機内がすいていたので3人掛けのところを1人で使い、余裕で帰ってきました。眼下には阿蘇外輪、別府湾、瀬戸内海沿岸(広島、岡山)を見ることが出来ました。


ハードディスクの不良を確認・修復する PasoconMiniPC8001(5)〜cmtファイル 台湾旅行