カラーLEDも小さくなり、1mm平方サイズのLTSN-B32JEGB6(アノードコモン)が入手できたので、0.16mmのポリウレタン線をabc813で紹介した実体顕微鏡下でハンダ付けし、点灯テストを行った。なお、コテ先はT18-D12では隣の端子に接触する恐れがあるので、T18-I(先端半径0.2mm)を用いた。
左から2012,1608,1005、 上は1mm角のカラーLED |
微小カラーLEDにリード線を半田付け |
リード線を付けた | カラー LEDの点灯テスト |
【おまけ】abc813で紹介した1005チップにもリード線を取り付けた。
1005LEDチップへの配線 | 1005LEDチップ(暖白)の点灯テスト |
パソコンなどを処分する時にHDDなどのメディアの情報消去が課題である。Windowsの消去機能では実際のデータはHDDに残っており、簡単に復元可能である。abc810で紹介したローディスクフォーマットを行うと全セクターにデータが上書きされる(下記の@〜Bとほぼ同じ)。これでHDD上のデータは消去されたようだが、1回上書きでは残留磁気が残っていて、復旧専門業者にかかれば復旧可能な場合がある。
HDDのデータを完全に消去する方法は、(a)物理的に破壊する、(b)強力な磁気で消去する、(c)ソフトウェアで消去する、の3つの方法が行われており、一般ユーザには(c)が良さそう。
ソフトウェアによる完全消去ソフトには無料・有料のものが多数あるが、「Win95までと広いOSに対応」、「CDまたはUSBブートが可能」、「消去使用制限がない」とある「完璧・HDD消去3_PRO」を選んだ(2,540円、PROは個々のファイル・フォルダー消去も可能)。
HDDの完全消去はデータを何度か上書きするのだが、以下の方法がある(完璧・HDD消去3より)
古いXpマシンを使って、消去ソフトのシステムCDから起動し、500GbのSATA接続のHDDはデータ消去(ディスク全体・パーティション毎が選べる)ができたようだが、CのNSA方式で約20時間を要した。また40GbのIDE接続のHDDもAREAのHDDアダプタ(SD-ISZU2)を用いUSB2.0接続で消去ができるようだが、170時間かかると表示され、途中で中断した。abc810で紹介したWinDlg.exeを使うと約25分で消去できたので、IDEで1回書込ならWinDlgがベター。
CD起動時の起動画面 | Viewでデータを確認 | パーテション削除選択画面 |
削除中(経過時間と残時間表示) | 削除完了(ログも残せる) | IDEディスクを消去中 |