Vol.816 12.Mar.2021

「フォト消しゴム5」で電線を消す ピンセット抵抗容量メーター 所得税の確定申告と市(県)民税

E 「フォト消しゴム5」で電線を消す

by fjk

 我が家の前からは雄大な立山連峰が見えるのだが、十数年前に高圧電線鉄塔が建ち並び、折角の絶景が残念なことになった(A)。電線を何とか消せないかと「フォト消しゴム3」を購入したが、余り芳しくない結果だった。その後、このことを忘れていたが、ソースネクストからクーポンで「フォト消しゴム5」が購入できると案内があり、ポイントの有効期限も切れそうだったので、ポチリと購入した。
 フォト消しゴム5は「AIを使った新しい消しゴム」機能が追加され「電線を自動で認識」することができる。
 ダウンロード後インストールし、電線の消去を試みたところ、AI自動の電線消去(全画面)では太い電線は消去されたが、細い電線は消去されなかった。山が背景の部分にある電線も自動消去できなかった。(B)
 そこで、手動で残った電線をなぞってみると、気にならない程度で電線を消すことができた(C)。なお、消しゴムのブラシサイズを小さくしないと山の一部が空に取り込まれることがある。
 さらにAI自動機能の「人物抽出」も行えた(D)。
@「フォト消しゴム5」の画面
A修正前(電線
がくっきり)
B自動消去で少し
消えたようだが
C最後は  
手動で消去
D人物抽出
(透過青色で人物範囲を表示)
E人物抽出確認のため
背景を消してみた


R ピンセット抵抗容量メーター

by fjk

 表面実装用素子(SMD)の値を測定するにはよくあるテスターのリード棒では先端が大きく測定が容易ではない。さらに、チップコンデンサには数値の記入がなく、目では確認できないので、テスターで測らなければならい。そこで、チップをピンセットのように挟んで抵抗・容量を測定できるSmart SMD Tester(3,860円)を購入した。
 「スキャンモード」を使うと抵抗か容量かを自動で判別し、測定してくれる(手動で測定種類とレンジ選択も可)。測定値を保持するHOLD機能やダイオード・導通チェックもできる。先端金チップが小さいのでオンボード上での測定も可能である(電圧が加わっていないこと!!)。
測定種類とレンジ・精度 1005チップセラコン(103)測定
測定後HOLD(値は9.47 nF) 抵抗(473)を測定(46.7KΩ)


T 所得税の確定申告と市(県)民税

by fjk

 毎年、「所得税の確定申告」をE-TAXで行っていて、今年も同じようにデータを入力したところ、例年は還付されていたのに、今年は少額だが納付となった。これは年金の源泉徴収額の計算方法が変わったためだった。さらに、最終画面で「計算の結果、以下の@、Aに該当するため、所得税の確定申告と納税は不要です」と表示された。@は「公的年金の収入額が400万円以下」、Aは「公的年金に係わる雑所得以外の所得金額が20万円以下」となっており、どちらにも該当していた(AND条件)。
 そこで、税務署に電話で問い合わせると、「その表示であれば確定申告書を提出しなくても良いです」、「しかし、所得金額が変わったのなら、市民税に影響するので、市役所に報告して下さい」とのこと。
 少額でも納税しなくても良いのならと思いつつ、市民税について調べてみると、市(県)民税は、定額の「均等割」(富山市では市・県合わせて5,500円)と前年の所得額に応ずる「所得割」などが加算され、税率は所得額の6%(市)、4%(県)。市では所得割を確定するため、「市/県民税申告書」を提出する必要があるが、税務署に所得税の確定申告書を提出すれば、市/県税申告書の提出は不要とのこと。
 確定申告書には控除を追加したので、同じ内容で手書きの市/県民税申告書を作成し、市に提出すれば、確定申告書を税務署に提出しなくても良い(所得税の追加納付不要となる)が、同じ書類を手書きし、市役所の窓口に提出するのが面倒なので、E-TAXで確定申告書を税務署に提出する(納付する)ことにした。
 なお、市/県税申告書を提出しない場合、控除額などが正しく反映されず、課税標準額が高くなって、高税率が適用される可能性があるので、必ず所得税の確定申告書などを提出すること!!


「フォト消しゴム5」で電線を消す ピンセット抵抗容量メーター 所得税の確定申告と市(県)民税