Vol.876 25.Aug.2023

Google_Workspac M5StickC(7)〜python「コード実行」

G Google Workspace

by fjk

 GoogleWorkspaceとはGoogleが提供するグループウェアで、メール(Gmail)、カレンダー、ドライブ、ドキュメント、スプレッドシートなどのオフィス・スイート、meetなどのコミニュケーションツールなどがあり、パソコンやスマホなどからでも仕事が出来る環境を提供してくれる。
 GoogleWorkspaceは複数のエディションがあり、基本的は法人向けですが、個人・学校・非営利団体であれば、gmailアカウントを使って無料で利用できる。

1.無料で利用できる条件
・アカウントは「gmail.com」
・Googleドライブ(1ユーザあたり15GB)
・オフィススイート(Googleドキュメント、Googleスープレッドシート、Googleスライド)
・GoogleMeet(3人以上の会議は最大1時間)
・GoogleChat
2.GoogleWorkspaceの利用
@ Google(gmail)アカウントを作成
A GoogleWorkspaceアプリに登録アカウントでログイン(次回から省略可)
    (スマホなどで始めてアクセスする場合、アプリのインストールを要求される場合がある)
 
※「パソコン版ドライブ」を使うと、パソコンとGoogleDriveの同期ができる

パソコンの「マイドライブ」画面

エクセルファイルを開けてみると・・
【参考】
rakumo
G-Apps
Google


M はじめての M5StickC_Plus (7) 〜python「コード実行」

by fjk

 M5SticC_PlusのBlocklyを使っていると、Blocklyに制限があり、気になることがある。例えば、abc871で色塗り時に「内部塗りつぶし」と「ボーダー表示」の2つのブロックを使わなければならい。Pythonで記述し直せば1行で済むが、この状態でBlocklyに戻ることが出来ない。
 そこで、この様なときに便利なのが、[コード実行]ブロックである。このブロックを使うとBlocklyの中に直接Pythonプログラムを記述することができる。
 例えば、前述の塗りつぶしブロックの例は、
   
 と、2つのブロックを使っていて、pythonコードで見てみると
   
 同様に2行となっている。そこで「コード実行」ブロックを使うと、
   
 ブロックが一つで済む。さらにpythonコードを見ると
   
 塗りつぶしコマンドが1行で記述され、簡潔になっている。

 また、文字列の連結の例では
   
   
 と複雑な構造になっている。そこで、「コード実行」を使うと以下のように簡潔になる。
   
   

※ 変数をコードとblocklyの両方で使う場合、blocklyでも同名で変数を作成しておくこと(Blockly変数リストに表示されない)。
  コード内だけで使う場合は、blocklyでの宣言は必要ない(双方で同名のグローバル変数は同じ物とみなされる)。


【参考:PythonのREPL】 (REPLとは対話型評価環境)

  1. MicropPythonに関する情報は、MicroPythonや、M5stack用だがZETA などを参照。
    また、Visual Studio用だが、Microsoftも・・
  2. UIFLOWが書き込まれたM5StickC_PlusにUSBケーブルでパソコンに接続し、テラターム画面で「コントロール+C」を何度か送ると、PythonのREPL (read-eval-print-loop)が起動。
       
    ●REPL参考:
    REPL(micropython)
    realpython
    ●ESP32参考:
    ESP32(micropython)
  3. REPLが起動したら、”help('modules')”と入力すると、使用できるモジュール一覧を表示。
       
        M5StickC_Plusのモジュールリスト例
     これらのモジュールを使う場合、「import ****」とモジュール宣言すること。

     
  4. ”help()”と入力すると、以下のメッサージ
       
  5. ”import math” 入力後、さらに ”help(math)”と入力すると、使用可能関数を表示
       
  6. ”dir()”と入力すると、ファイルリストを表示
       
  7. 入力途中でtabキーを押すと、 入力候補リストが表示される
       
  8. forの例で':'を入力すると自動でインデントされる。(継続行)
      ・インデントを元に戻すには、Enterを3度入力するか、BSで位置を戻してからEnterを1回入力
      ・複数行でインデントを継続するには、shift+Enter
      ・インポート使用例
         又は 


※ 本レポートの参考・利用は、あくまでも自己責任でお願いします。


Google_Workspac M5StickC(7)〜python「コード実行」