abc873でパソコンとのUSB接続時に、UIFLOWではパソコンからのデータ受信が出来なかった。そこで、秋月電子の「FT234XD超小型USBシリアル変換モジュール、M-08461」(780円)を使って、パソコンとの相互通信を行った。さらに、シリアルUSB変換回路をプロトHATに納めることにした。
プロトHATのユニバーサルボードには、高さを合わせるため、4ピン低ソケット(秋月電子、C-03138)を半田付けし、シリアル変換モジュールの4ピン(ピン長さを短く調節する必要有り)を差込む構造とした。
UIFLOWは、uart1で送信にG26、受信にG0ピンを指定し、受信バッファーにデータがあれば変数rbufにデータを読み出し、ラベル0に受信データの表示と、uart1に受信データをそのまま返信している。
また、ボタンAが押されたら「Hello M5StickC」、ボタンBが押されたら「B button」(CR無し)をパソコンに送信している。なお、受信データ確認のため、ラベル1に受信データ文字数を表示している。
1文字を入力後のテラターム画面で見ると、「b'1'」と表示され、USB通信がうまくいっている。しかし、1文字毎に改行されてしまう。
そこで、テラタームの(コントロールメニューの)「ブロードキャストコマンド」機能を使って文字列の送信を行うと、文字列の送受信も正常に行われていることを確認できた。
また、AボタンおよびBボタンの動作も問題なく、正常に通信が行われることを確認した。
===【おまけ】===
UIFLOWのblockly画面(usb-hat.m5f) (コードはまとめて1ブロックでも記述可) |
テラターム画面 (リアルタイム入力) |
テラターム画面 (ブロードキャスト入力) |
オリンパスTG-5のA-GPSデータ更新に、パソコンとUSBケーブルを使っていたが、A-GPS_Utilityのダウンロードサービスは2023年1月23日で終了した。
その代わり、OM_Workspace(パソコン)またはOI.Share(スマホ)を使うことになり、スマホで更新してみた。
ライブビューモード |
ワイヤレスレリーズモード |
位置情報付与機能を使うには、ここを参照 取得ログデータをGoogle Earthで表示するにはここを参照 |
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