今やあまり見かけなくなったベータデッキですが、我が家にはまだ何台かあります。
それらのうち、父親が残したSL-HF91Dを久しぶりに使ったところ、何とかベータテープの再生できたので、クリーニングテープを入れてヘッドクリニングを行った。そして、クリーニングテープを取り出そうとすると、テープが取り出せなくなってしまった。電源以外の他のボタンも応答しなくなった。
そこで、以前SONYのWV-H4の修理をお願いした「ア・ファン」さんに連絡し、「修理お申し込み」をしたところ、指定の修理担当に送るようメールで指示があり、宅急便で送った。
ア・ファンさんは、元SONY技術OBで構成されたサービス会社で、SONYのAV機器、AIBOなどのビンテージ製品の修理を専門に行っておられる会社で、全国に数カ所の工房があります。
数日後、ア・ファンの担当者から、「キャプスタンモーター・コンデンサ・スイッチの不良と故障箇所の説明と修理見積もり」がメールで送られ、中古の販売価格と同じくらいでしたが、修理をお願いした。
そして、10日後には修理済みのデッキが送られてきたので、早速テープを入れて見ると、再生、早送り、巻き戻し、取り出しなど、正常に動作することを確認できた。
ベータカメラで撮影したテープや、父親や子供がテレビ録画したベータテープが沢山あるので、劣化して見れなくなる前にと、SL-HF91DにDXR160 (abc662)を繋いで、DVDにダビングを行っています。
まだ、故障した古いデッキがあるので、修理に出そうか思案中です。今なら、修理が出来る技術者がおいでなので、お願いしてみようかな・・・。でも、とりあえずテープの再生が出来るので・・
【ぼやき】
以前、ビデオの取り込みはGV-USB2/HQ(IOdata)をWindows10で利用していたが、しばらくぶりに使おうとしたところ、「ドライバーが見つからない」とLightCaptureが起動しなくなった(adminで実行しても・・)。メーカーのサポートから新しいドライバーをインストールすると「インストールしました」と表示されるが、デバイスマネージャーで見ると、ドライバーが見つからず、ドライバーがチャンとインストールされていないようだ。GV-USB2/HQのOS対応を確認すると、Windwos10では20H2までは保証しているが、パソコンのWindows10バージョンを確認してみると22H2となっていた。自動バージョンアップにしていたのでバージョンが上がっていた。
最近のビデオ取り込み機器はHDMI入力となっており、古いビデオデッキのRCA出力には対応していない。まだ、原因ははっきりしないが、もう少し調べて見る必要がありそう。
pythonスクリプトを使ってコードを記述することが多くなってきたが、UIFLOWでは自作のブロック(カスタムブロック)を作ることが出来る。
カスタムブロックを作成するには、UIFlow Block Makerを使用する。ページにアクセスすると以下の画面が表示される。
UIFlow Block Maker画面 |
・グループ名: | UIFlowに読み込んだ時に属するグループ名 |
・ブロック色: | カスタムブロックの色 |
・ブロックの追加: | add-blockでブロックが追加されAddedに表示される |
・ブロック名: | ブロックの定義上の名前 |
・ブロックの種類: | ValueとExcuteがあり、Valueは結果を返す値を持つブロック |
・パラメータ: | nameとtypeがあり、typeはパラメータの種類で以下の4種類がある Label ブロックに表示する任意の文字列 Variable 他ブロックの値を入力するパラメータ(右が欠けたブロック) Number 数値を入力できるパラメータ String 任意の文字列を入力できるパラメータ |
・BlockCode: | MicroPythonコードを記述。パラメータは ${param} と記述 |
画面左側に、データ等を入力すると、それに対応して右側の画面にpythonコードが表示される。
右下の「Download」をクリックすると、作成したm5bファイルが、ダウンロードフォルダーに保存される。
1. 「16進数に変換する」カスタムブロックを作成してみる
左側に入力するだけでほぼできあがるが、見栄えを考えて赤枠の所を ”hex(” に修正した。
ブロックの表示は変更されずそのままだが、出来上がったブロックの表示は変更されている(次図参照)。
2.出来上がったカスタムブロックを使ってみる
hexブロック利用画面 |
※カスタムブロックを使ったm5fファイルをopenする前に、カスタムブロックを読み込んでおくこと。
3.IOデータ送信ブロックを作る
カスタムブロックの作り方が判ったので、IOデータ用リモコンのカスタムブロックを作ってみる。
下図はUIFLOWのBlockMaker画面で、以下の4つのブロックを作成した。
initRMTブロックのBlockCodeにグローバル変数および全ての関数をdef文で記述すると共にRMTオブジェクトを作成し、3つのsendブロックは定義した関数を実行するだけとした。
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4.作成したカスタムブロックを使ってIOデータリモコンを作る
下図は、abc881のIOデータリモコンを[コードを実行]ブロックを使わずに実現したもので、以下の2つのm5bファイルを事前に読み込んでおく必要がある(使用するブロックファイルが無いと、m5fファイルを読み込んでも表示されない)。なお、abc881のようにpythonファイルのダウンロードは必要ない。
[コードを実行]を使わないで構成したIOデータリモコンBlockly(IOremote-blk.m5f) |
一応、[コードを実行]ブロックを使わないでIOデータリモコンを実現できたが、pythonコードで記述すれば、もっと簡潔に記述できるところがまだ多くある。よく使うブロックとして、myBlockにカスタムブロックをもっと追加しておくのが良いかも。
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